「朝陽~付けて~」


「うん」


…。


「ねぇ、うなじに付けていい?」


「キスマーク?いいよ~」


…柔らかい感触が伝わる。


「……んっ」


ちゅうっ


「ん~~!」


この…吸われる感触…体に電流が走るようにピリピリする…


「はぁ…ちょっとヤバい」


「…朝陽にも付ける」


私は朝陽の首にネックレスを付けた。


そして…


私も…


「…!?」


朝陽の体がビクッと跳ねる。


ちゅうっ


「……っ」


「ネックレスとキスマーク…お揃いだね」




「…帆波。家に行こっか。俺もう無理」