----1週間後----
「ここが新しい家、、、」

さすが大企業が考えたプロジェクト、と言ったところか。とにかく大きい。
もう鍵があいていた。靴も3人分ある。
どうやら最後らしい。
申し訳なくなって慌てて走る。

「遅れてごめんなさい!!」

「大丈夫だよ。遅れてないし。」

「そうだよ!そうだよ!」

ダメだ。誰が誰だかわかんない、、、、

「あのぉ、お名前を伺っても?」

「あぁ、ごめんね。僕は優輝。高1だからこの中では長男かな?」

「あ、えぇっと空花です!小4なので1番下です!」

「俺の番か!!俺は海斗でーす!!中1だぜ!」

みんな一斉に私を見る。あっ私の番ってことか。

「どうも。月渚です。中2です」

「うーんじゃあ、僕、月渚、海斗、空花の順番でだね」

「そうですね、、、」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・」

会話が続かないっ!!
どうすればいいんだーーー!?