フード・デスゲーム


湯木君が、笑う。

私を見て。

真彩ちゃんを見て。

愛梨ちゃんを見て。

高田君を見て。

轟君を見て。

全員に向かって、涙の滲んだ瞳で笑う。


「お前ら!生きて帰ったら、俺のチャンネル登録しろよな!」


そう言って赤いキノコを頬張った。

食べてしまった。

湯木君の手にしていた皿から、紙が落ちる。

10ポイントと書かれた紙は、音もなく床に舞い落ちた。