フード・デスゲーム


『クローシュのロックを解除致します…今回の制限時間は40分です』


カチャリ___。

テーブルの上のクローシュが自動的に開く。


「……真彩ちゃん、行けるかな…?」


私が問いかけると、小さく「はい」と返事が聞こえた。

真彩ちゃんと手を繋いでテーブルへ向かう。

到着したときには皆もすでに集まっていて、今回の食べ物をうつろな目で眺めていた。


「……で、誰がどれ行くわけ…?」


湯木君が力なく呟く。


「先に、お前らから選んでいい」


「…僕も、残ったもので」


轟君が身を引き、高田君もそれに続いた。

湯木君も動く気配がない。

たぶん三人共、私達に譲ってくれてるんだ。

私はテーブルの上に、再度視線を向ける。