パンッ___。
どこかから聞こえた乾いた銃声のような音。
火薬の臭い、そして___。
「う、ああぁぁぁぁぁッ___!!?」
背後から高田君が叫ぶ。
私はそちらを向いた。
そこには___赤。
「………は………?」
轟君の肩に、もたれかかるように倒れている長峰君は…ピクリとも動かない。
そばにいた轟君と高田君の顔には赤い何かが大量に飛び散っていて、ベットリと濡れている。
その場を埋め尽くすように溢れ出る、赤。
赤。
赤。
赤。
これは………?
現状を理解しようとするけど、頭がそれを拒む。
そして、長峰君達の背後。
前の部屋と繋がっているドアの、真上から。
黒光りする銃口が見えた。
そのとき。
全てを理解してしまった。
『きゃああぁぁぁぁぁぁッ!!!』
私と愛梨ちゃんの叫び声が部屋中に響き渡った。
長峰君は、あの銃に撃たれて、死んだ。
絶望的な展開の中、スピーカーから音がする。
まるで、何事もなかったかのように。
淡々と、無機質に、無慈悲に音声が流れた。



