フード・デスゲーム


そのまま、深呼吸をして辺りを見渡す。

ここが、最後の部屋だ。

色は………あれ?

私は首をひねった。


「…ここ…今までの部屋と違う…?」


私の言葉に轟君が続けた。


「あぁ…色が多いな」


水色、白、桃色、黄緑、黄色、紫、橙……。

この部屋は壁も床も、淡い色合いのパステルカラーで彩られていた。

それに、目立つ物は他にもある。

真彩ちゃんがキョロキョロと部屋を見回す。


「フリルやリボン、風船が飾られていて…なんだか可愛いです」


部屋の中は何かのパーティーかのように飾られていた。

今までとは違いすぎる内装に背筋が震える。

これまでは部屋の色と食べ物の色が同じだったけど…この部屋は出てくる食べ物の予想もできない。

だけど同じところもあった。

部屋の中央のテーブルと、その上の七つのクローシュ。

そして…その先にある、ドア。

あの先はきっと、外に繋がる出口なのだろう。

この部屋さえクリアすれば…ここから出られる。