いつも、いつまでも一緒に。

その日は、いつも通りに過ぎていった。
私も、いつも通り過ごしていた。
でも、晩ご飯の時だけは、違った。
「ねぇ、恋々菜。今、色々あって、水泳中々
行けてないじゃない?」「そうだけど。」
「行けていないけど、お金は掛かるの。」「知ってるよ」
「行っていないのにお金を払いたくないの」
「どうせ、月に2回行けたら、良いほうでしょう?」
「金銭的に少しきついの」
「え…でも、私…」「そんなに嫌なら、他の習い事とどっちが良い?」「絵画教室と水泳どちらをやめる?」
「え?絵画と水泳…?どっちもやだ」
「やだ、じゃなくて、きちんと決めて。」
私、そんなの決められない。
煌希たちをとるのか、琴葉たちをとるのか。
そんなの、選べるわけない。
どっちも私の大切な友達。
どうしよう。早くしないといけないのに、決められない
「絵画も、行きたい。」「水泳を辞めるの?」
「でも、水泳も続けたい」「はぁー。辞めて?どっちを続けてどっちを辞めるのかって聞いてるの」
「やだ選ばない。」「選んで」
いつの間にか私の目から涙が溢れていた。
悲しいし、悔しい。どちらも続けられないのだから。
ごめんね。明。ほんとにごめん。約束、守れないや。
私は決心した。
「水泳…辞めて絵画続ける」「そう。わかったわ」