「嬉しいけど・・・私が悪いから・・・・でも詩雨さんも・・・悪いですからね・・」




詩雨さんは殴るのをやめ、部屋から出て行った。




「いいのか・・・・?」




「うん・・・でも洋服が・・・」



「あ・・・・悪い・・・見るつもりは・・・」



ていうか私は山都に抱きかかえられてるからどうにもならないんだけどね・・?



「・・・・ごめんね・・・」



謝った。



「私が・・・・山都の言うこと聞かなかったから・・・こんなことになっちゃった・・・・ごめん・・・」



涙があふれる。山都の腕に落ちる。




「俺・・・守ってやれなくて・・・遅くて・・・ごめん・・」



そういい、私を強く抱きしめた。




大丈夫だよ。山都・・・・


「そのかわり・・・私のこともっと愛してね?」




「分かった・・・仕事放っておいてでも愛してやる・・・だけど、そういうコトは高校卒業してからだよ・・・?」



「うんッッ・・・・」




大好き・・・ていうか愛してる・・・・








体張って守ってくれた山都が・・・