3月。今日は山都さんと光くんの卒業式。




私は親友の泉と、大学に来ていた。




「泉・・・・?泣いてるの・・・?」





「だってぇ・・・ううう」




何で泣いてるのかが分からない;



「ていうか・・・どこにいるんだ・・?」




私が振り返ると、1人の女性が校門から走ってきた。



「ハァハァ・・・間に合わないぃぃぃ!!!」




その人はゼンゼン前も見ず、私にひたすら向かってきた。




「え・・・・ええええええ?!!」


「へっ・・・きゃぁぁっ!」




私はよけられず、そのままぶつかった。





「いた・・・・大丈夫・・・ですか・・・?」




「ぅぃ・・・・いたた・・・ごごおごごめんなさぃ・・・」




彼女は私の足を見ていた。



血が出ている・・・・ていうか・・・早くどいていただけないかな・・・???





私は押し倒されている状態なのだ・・・・