私は泣きながら山都さんに言う。




「ありがとう・・・」




「舞・・・こっち向いて・・・」



そういうと、私の手を取り、唇に触れる。




「んっ・・・・」



そして、少しずつ離れる。



「1人で・・・抱え込むな・・・?」



「うん・・・ありがとう」




山都さんはそのまま私の家まで車で送ってくれた。




今まで誰かに助けてもらえなくて・・・・悲しくて・・・





でも私には支えが出来たんだ・・・・





ありがとう





山都さん