私が好きになったのはもとはといえばこっちの山都さんだったからさ・・・




私は自分の唇を山都さんの唇に近づけた。




・・・・動けない・・・・・




私はなぜか1㎝のところで止まっている・・・




「舞・・・・・?」



私から・・・キスできない・・・・??




「な・・・・・で・・・・・???」




私は一回離れた。涙が出てきた。自分が出来ない理由が分からなかった。



「そうだよね・・・舞は裏の俺としか・・・」




「違うの・・・・・わっ・・・わたしは・・」



何?私が何?何て言うつもりなの?




私は自分に問いかけた。




「お仕置きだね?」



「えっ・・・?・・・きゃあっ」



私はお姫様だっこされた。そしてそのまま私の部屋に向かった。