ポストのお兄さん





「まぁとにかく。部屋に入ってよ。こんな玄関じゃ話せないことがいっぱいあるからね」





私は意味も分からず、とりあえず靴を脱ぎ、部屋に入った。



「とりあえず、座りなさい?」




「はぃ・・・・ぅぅ・・・」




涙を抑えつつ、私はこたつに入った。




山都は紅茶と何かの用紙を持ってきた。




「はいどうぞ。大切な話があるからさ。とりあえず落ち着いて?」



「うん・・・いただきます・・・」



私は紅茶をすすった。