「私は山都だけしか見えないよ?!高校生の時から・・・」 若干不思議そうな顔をして私を見ている山都は言った。 「あ・・・・もしかしてそれ、泉ちゃんに言われた?」 「ぅん・・・・何で・・・?グスッ」 もう私の目は涙でよく見えなくて、山都の表情が分からなかったけど、笑っていることだけは分かった。 「ふはははは・・・泉ちゃんもやるねぇ・・・悪かったね?それさ。俺が頼んだことだから」 「はぁ・・・・????」 私はゼンゼン意味が分からない。