𖤐 ̖́-
「さっさと出て。閉められないから」
やっぱり仙石先輩はリーダー素質ある。
簡単な言葉でみんなを外に出すなんて中々できない。
今日は仙石先輩が外に出していた看板を中に入れてくれているから私は部屋の中の整理整頓をする。
散らばった画用紙とかも元の場所に戻して、ハサミは向こうに置く、と。
ハサミを片手にぐるりと回転した時。
真後ろに仙石先輩が立っていた。
「……っ!!」
「八尋さん、今日騒がしくてごめんね」
「……そ、それは全然」
びっくりした……!
少しも気配を感じなかった。全く存在に気づかなかった。
どうしても身長差があるから圧迫感がすごい。
仙石先輩って身長何センチだろう?180近くあるはず?じゃないとこんな圧迫感生まれない。
胸元でぎゅっとハサミを握ると駆け足で仙石先輩の横を通り過ぎてペン立ての中に入れる。



