「『いいよ。お互いの都合のいい日にやろうか』冬也は優しすぎるよぉ!!」
お昼休み。
朝送ったメッセージには返信が返ってきていて、優しい優しい冬也はOKしてくれた。
私ばっかもらってばっかだ……。
大事な大事な禁煙の条件についても土曜日に聞きそびれてしまったし。
あのデートの日。
楽しくパンケーキを食べたあとはあっさりと結花は家族の元へと帰って行った。
そのあとはショッピングを楽しんで、日が暮れた頃には同じ電車に乗って帰り、ひと足先に私の最寄りについて解散。
普通に楽しんじゃって禁煙の条件のためのデートだってこと忘れていた。
思い出したのは次の日。
それから冬也には会えてないから次の条件は分からずじまいだ。ちゃんと聞かないとね。
でも、そんなことより。
冬也と勉強会だぁー!!冬也といれる!
緩みまくった口角は仕事してない。
それでも別にいいよ。だって今人いないし。
結花が戻ってくるのを待っている中庭。
私たちは昼ごはんを中庭のベンチで食べるのがルーティンになっていて、今日もこうして暑さに負けず日光の下ピクニック気分。
さすがに本格的に夏に突入したら中に戻るけど、まだいける。
私は届いたメッセージに嬉しくなっていて、口角も直さずルンルンに顔を上げた。
その先、見えたのは買ったばかりであろうペットボトルを揺らして歩く人物。



