「わーん、ゆか様ぁ!ありがとう!もう好き!」
私はヒーロー同然のかっこいい結花にガバッと抱きついた。
そこで満更でも無さそうな結花の笑い声と一緒に、背中へ手が回った時。
ポンと肩に手が置かれて意識がそがれる。
「お?」
見ると唖然とした冬也が私と結花の肩に手を置いて固まっていた。
……
「これは、どうコメントしたらいいかな?」
……
別に浮気では無い。なんてったって結花だ。それでも微かに感じる冬也の圧はなんだ?
「……久しいですね仙谷先輩」
ここで発言できる肝座りすぎな結花の言葉に「うん、久しぶり結花ちゃん」なんて返事を返した冬也がどうしても見れなくてしばらく結花に抱きついているのであった。



