いくら年の差があろうとお金の差は作りたい無い。お金の切れ目は縁の切れ目。先人もそう言っている。
値段なんか大して問題じゃない、気持ちの問題。
キョロキョロと辺りを見渡していいお店がないか確認してみるけど、男物の服はよく分からない。
「……じゃあわかった。お揃いのキーホルダーとかどう?」
「キーホルダー……」
「よく考えてみたらお揃いのものとか無いよね。叶葉ならセンスの良いものを見つけてくれそうだし」
確かに私たちはお揃いのものはない、かも。
付き合いたては冬也の受験で忙しかったし、大学に行ってからも何かと忙しくてカップルらしいことすら出来なかったから。
「わかった、キーホルダー探してみる」
「うん、良かった」



