◾︎ 「母親同士が仲良しなの。 そしたら気がついたら家にいたよね」 テーブルでふたりで顔を向かい合わせ、 運ばれてきたランチプレートを食べている時に結花はそう言った。 「そんな幼いときから……まじ?」 「まじです」 ハンバーグを口に入れる直前でぴたりとフォークを持つ手を止める。 「法学部時代からの大親友らしいよ。 幼なじみになるのはしょうがなかったのかもね」 結花は真顔でウィンナーをフォークでぶっ刺した。 ……ふうん?と私も釣られて手元のハンバーグを口に入れる。