彼氏から煙草を取るためには




「まずは結花ちゃんと叶葉の二人で行ってらっしゃい。俺たちはまだやることあるから」

「……ふぁい」




パッと冬也の指が離れた瞬間、

飛び跳ねるように距離を取ると荒れた呼吸を整える。


どうしよう、不自然なぐらい動揺しちゃった。


こんなの神崎くんに関係を怪しまれるのも時間の問題。



突然の冬也の行動に驚いて、鳴り止まない心臓を宥めようと胸元を押さえながら


結花を見ると

こちらも目をまん丸にして驚いている、がだんだんと呆れ顔に変わった。





「はーい叶葉ちゃん。
私と一緒にご飯食べに行きましょうねー」

「ど、どうしたのよ……!」





突然の赤ちゃん言葉、なのにすっごい棒読み。
どうしよう、結花までおかしくなった。