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クリスマスディナーのあと、夜景の見える展望台へと移動したわたしたち。
「うわぁ、キレイ!」
夜景なんか全然目に入っていなかったけど、はしゃいだ声を出す。
だって、ムリにでも声を出していないと、緊張でおかしくなりそうだったから。
「あのさ、美空」
緊張した声で駿介に呼びかけられた瞬間、すでに限界突破しそうだった心臓の鼓動がさらに速くなる。
「うん? なあに?」
それでも必死に平静を装って駿介の方を見る。
「結婚しよ」
「…………へ?」
瞬時に駿介の言葉が理解できず、数秒反芻したのち、おかしな声が出た。
え……ちょっと待って。
「だってわたしたち、付き合ってない、よね? 交際ゼロ日で結婚って……」
戸惑うわたしを見て、駿介はわたし以上に戸惑った表情を浮かべた。
「ちょっと待って。俺、ずっと美空と付き合ってるつもりだったんだけど」
「だって、そんなこと一度も言われてないし! だから、わたしずっと……」
『付き合おう』の言葉、本当はずっと待っていたのに。
宙ぶらりんの関係で苦しくても、それでもいつだってわたしの隣にいてくれる駿介のこの言葉を、恐れながらもずっとずっと待ち続けていたのに。
駿介は、わたしとずっと付き合ってるつもりでいた……?
クリスマスディナーのあと、夜景の見える展望台へと移動したわたしたち。
「うわぁ、キレイ!」
夜景なんか全然目に入っていなかったけど、はしゃいだ声を出す。
だって、ムリにでも声を出していないと、緊張でおかしくなりそうだったから。
「あのさ、美空」
緊張した声で駿介に呼びかけられた瞬間、すでに限界突破しそうだった心臓の鼓動がさらに速くなる。
「うん? なあに?」
それでも必死に平静を装って駿介の方を見る。
「結婚しよ」
「…………へ?」
瞬時に駿介の言葉が理解できず、数秒反芻したのち、おかしな声が出た。
え……ちょっと待って。
「だってわたしたち、付き合ってない、よね? 交際ゼロ日で結婚って……」
戸惑うわたしを見て、駿介はわたし以上に戸惑った表情を浮かべた。
「ちょっと待って。俺、ずっと美空と付き合ってるつもりだったんだけど」
「だって、そんなこと一度も言われてないし! だから、わたしずっと……」
『付き合おう』の言葉、本当はずっと待っていたのに。
宙ぶらりんの関係で苦しくても、それでもいつだってわたしの隣にいてくれる駿介のこの言葉を、恐れながらもずっとずっと待ち続けていたのに。
駿介は、わたしとずっと付き合ってるつもりでいた……?



