赤い糸じゃなくてみどりの約束を


休み時間に、清水に話しかける。

「清水、久しぶり」

覚えていなかったら悲しい。

けど、吹っ切れる気もするし、一からがんばろって気もする


「藤崎。久しぶりだな」

覚えていてくれてた!

嬉しさが顔に出ていたいか不安になりながら、続ける

「あのさ、由良、元気?」

唐突すぎたかな?

でも、普通に答えてくれるのが、清水だった。

「元気だと思うよ。なんで?」

何でと聞かれましても。あなたの彼女でしょう

「清水が由良と付き合ってるって、風のうわさでね」

「別れたよ」

「え、あ、それは、ごめん。変なこと言っちゃって」

「別に。振ったの俺だし」


由良、ごめん。私は、最低な人間です。



喜んで、しまった。