赤い糸じゃなくてみどりの約束を


「…はい」

これを理科準備室の僕の机においてくれないか、という教師


「自分で持っていけばいいのでは」

「今帰るところだろう?準備室なんて、下駄箱までの道で通るじゃないか」


そんなの、知ったこっちゃないんだけど


でも、その量のノート、女子一人に持たせようっての?


クラス40人だし、なんかその上にもプリントあるし


「翠桜?手伝うよ、一緒に行こ」

タイミングよく声をかけてくれる碧斗


いや、悪いかも


「ありがとう、碧斗」

私がプリント、碧斗がノートを持って、理科準備室へと向かう



準備室に着いて、先生の席を探す