赤い糸じゃなくてみどりの約束を


翠桜side

いつも通りの教室に、いつも通りを装って入る



「翠桜、おはよ」

「紅桜、おはよう。今日の放課後、空いてる?」


「今日?空いてるよ」

「じゃあ、昨日の公園行こう」


唐突すぎた?

でも、そんなのどうでもいい


紅桜、ごめんね

この期間で、私はあなたを弄んでしまったようなものだから、けじめをつけたい



少し顔が不自然かもしれない学校が終わろうとしていた



「藤崎」

荷物をまとめて、とっとと公園に向かおうとしていたのに、先生に引き留められる


この人…理科の物理の先生だった、かな