赤い糸じゃなくてみどりの約束を


「ごめん」


「うん」


「ごめんなさい」


「…うん」


「碧斗のこと忘れちゃって、たくさん傷つけてごめん。これじゃあ、好きとか言っても、説得力、ないね」



「翠桜」

抱きしめる力が強まる


「ありがとう。思い出してくれて」


でもと言いかけた私の口を、やさしく人差し指でふさがれる


「明日、清水と話して」

こくこくとうなずき、涙で悲惨な顔だけれどありがとうと精いっぱいの笑顔を浮かべる