赤い糸じゃなくてみどりの約束を


「碧、斗」


「ん?」


「ごめん」


「何が?」

ふわりとほほ笑んで聞いてくれる



「思い、出した」


泣いちゃいけない


謝らなくちゃ


ぶわりと、暖かさに包まれて、見上げると碧斗に抱きしめられていた


知ってる



このぬくもり



私が安心する、碧斗のにおい


耐え切れず涙がこぼれてきて、きゅっと碧斗の服をつかむ