呼ばれたほうを振り返ると、碧斗がいた
「碧斗」
「なんか、久しぶりに感じるね」
今、おんなじこと、思ったよ
「あんま、学校じゃ話さないしね」
「そだな」
そういいながら私が座っていたブランコの隣に乗った碧斗
「懐かしいな」
え?
これ、聞こえなかったほうがよかったのかな
「前にも来たことあるの?」
「ああ、聞こえてた?…うん。来たよ。
そんときも、こうやってブランコに乗って
星、眺めたな」
「誰かと一緒に?」
これは、賭けだ
プラネタリウム…
ううん、記憶を失ってからずっと違和感があった
碧斗の表情
紅桜のことでさえ、付き合う前は名字で呼んでいたというのに、
碧斗のことを下の名前で呼んでいたこと
