赤い糸じゃなくてみどりの約束を


翠桜に声をかけ、怪訝な顔で見つめられたが

素直についてくる


翠桜ん家の近くの公園に来て、2人でブランコに乗る


どちらからともなく漕ぎ始めて無意識に高さを競う


…小学生かよ

そして今度は、どちらからともなく漕ぐのを辞めて、ブランコを止める


「小3のさ、学期末、覚えてる?」

ふと、声をかけられ、何のことかわからず聞き返す


「クラスの半分ぐらいの人数で、○○公園で遊んだなあって。思い出した」

「あったな、そんなこと」


あの時も、確か俺はブランコに乗っていて、翠桜は隣の支柱にもたれてたよな


ふと、意地悪したくなって、ニヤリとしながら質問をする


「翠桜さ、そん時から俺のこと好きだったの?」


「…」

「無言の肯定か?」


「…違う。小3の、初めて席が隣になった時から」


よく覚えてんな



俺、覚えてないんだけど