隣の年下くんがダンジョンの同居人につき、リアルでも溺愛始まりました



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 公園の木陰のある場所の芝生の上にシートを敷いた。その上にお弁当の入った保冷バックを置く。

「先日母から連絡がありまして。峯岸さんが大口の案件を抱えているからご多忙ではないかと心配しているようでした」


峯岸は、荷物をシートの上に置くのを手伝いながら口をひらく。

「ええ、大きい取引先が私のクライアントになって。でも、燕さんと会う時間は必ず作りますので」

「そう仰られると思いましたので、今日は、お弁当を2種類、持参いたしました」

「2種類?」

「峯岸さんにはこのジャケットを着ていただければ」

と、お弁当のカゴとは別のエコバックの中からメンズサイズの黒のウインドブレーカーを取り出した。