五百城の細っこい手首を掴み、鵲の手の上へと乗せた。すると鵲は「きゃあんっ!」と小型犬のような甲高い悲鳴をあげた。彼の手には、まだ虹の残滓が残っているのだろうか。
「仲直りしよう!
相手が困ることはしない!
感情的に人を殴ったりは禁止!
大学時代の友人は、一生の宝だよ!」
「その価値観、古!!!」と鵲は文句を言ったが、重なった五百城の手を払うことはなく受け入れている。
「はい、これで元通りね!」
五百城と鵲の肩をバシバシと叩く。
「オカンなの?」と鵲はまだ文句を言い続けているが、その表情は今日最初に会った時よりも緩んでいる。
五百城と向き直り、なんだか照れながら見つめ合うとくすくすっと二人は笑った。
ああ! 尊い!!
「ちょっと待って! しゃ、写メを! 写メを撮らせて!!」
尊いシーンを現物で残しておこうと、スマホをカバンの中から取り出そうとした。すると、鵲が私の手を引っ掴んで、五百城の手の上へと重ねた。テーブルの上に積み上げられた手は、まるでチームで円陣を組む時のように折り重なっている。
仲直りするのは二人だけなのに?
と戸惑っていると、鵲は「ほーんと。こういう古臭いやつ嫌いなんですけど……でも、特別にあんたも、混ぜてあげる」と、左の口角だけを引き上げて、意地悪そうな笑みを浮かべた。
「仲直りしよう!
相手が困ることはしない!
感情的に人を殴ったりは禁止!
大学時代の友人は、一生の宝だよ!」
「その価値観、古!!!」と鵲は文句を言ったが、重なった五百城の手を払うことはなく受け入れている。
「はい、これで元通りね!」
五百城と鵲の肩をバシバシと叩く。
「オカンなの?」と鵲はまだ文句を言い続けているが、その表情は今日最初に会った時よりも緩んでいる。
五百城と向き直り、なんだか照れながら見つめ合うとくすくすっと二人は笑った。
ああ! 尊い!!
「ちょっと待って! しゃ、写メを! 写メを撮らせて!!」
尊いシーンを現物で残しておこうと、スマホをカバンの中から取り出そうとした。すると、鵲が私の手を引っ掴んで、五百城の手の上へと重ねた。テーブルの上に積み上げられた手は、まるでチームで円陣を組む時のように折り重なっている。
仲直りするのは二人だけなのに?
と戸惑っていると、鵲は「ほーんと。こういう古臭いやつ嫌いなんですけど……でも、特別にあんたも、混ぜてあげる」と、左の口角だけを引き上げて、意地悪そうな笑みを浮かべた。
