朝。
私は、いつもよりすっきりと起きられた。
目覚めが良かった。
私は、いつものように朝御飯を食べて、学校に行った。
周りから見ると、私は何も変わりはないが
私の心は楽しみで浮かれていた。
何のことだか分かる?
陣樹が言っていた<良い日>のこと。
一体学校に何があるのだろう?
もしかして私がいる教室に壊れたストーブがあるけど
それが直ったとか?
つまり、陣樹は修理屋かな?
これで、冷蔵庫みたいな教室じゃなくなる。
私はストーブがある教室のドアを開けた。
「おっはよぅ~!!」
教室の中は一気に静まった。
しまった!私は学校では、落ちこぼれなやつだったのだ。
「あれ?涙水さんって、こんなに明るかったっけ?」
「なんか前と雰囲気違う~。」
「でも、こっちの方が私的にいいな~。」
周りの反応は私が思っていたのと逆だった。
信じられない。軽蔑されないなんて・・・。
しかも、今の私の方がいいだなんて・・・。
私は、びっくりしたが周りに気づかれないように静かに私の席に座った。
しかし、私の席の隣に新品の机と椅子があった。
また何かのいたずらだろうか?



