「本当!?」 予想外の返答。 「うん、ほんと!」 「約束だよ?」 「約束♪」 私と男の子は指きりげんまんをした。 「さち!」 後ろから声がしたので振り返ったら、母親がいた。 「幸と一緒に居てくれてありがとね♪」 母親は男の子に礼を言った。 男の子は顔を赤らめて軽くえしゃくして、帰って行った。 「お母さん!わたし、あの子とプラネタリウム見るって約束したんだ♪」 私は母親に笑いかけた。 「そう、良かったわね。」 母親は微笑んだ。 そして、私は母親と一緒に家に帰ったんだ。。。