「あっ!!返事は!?返事聞いてない!!」 巧は後ろからまたついてくる。 「そんなの分かるから言わなくていいでしょ!!!」 「えぇ~??オレ、おバカさんだから分かんない♪」 「じゃあ、一生分かんなくていい!!!!////」 赤く頬を染める夕日。 その頬はあたしたちを映しているようで 少し胸がくすぐったかった。 でも、君が追いかけてくれるから あたしは前を向いて歩いていける。 いつか君と歩いて行ける日を信じて・・・ ― E N D ―