CornPotage【短編集】




話したいことがたくさんありすぎて焦る私に


先輩は私の頭に大きな手をポンッと乗せた。





「もぅ俺の真似しなくていいんだよ。」



先輩にはバレバレだった。






どうにかして先輩に追いつこうと



どうにかして先輩と同じ目線で居たいと



ずっとずっと先輩の背中を見つめていた。






でも


時が過ぎて行くごとに先輩は遠ざかって行く。。。