CornPotage【短編集】





そう思った自分がバカみたい。









彼の就職場所が決まって、




私より早く




彼は上京してしまった。










私は彼を追いかけた。



「先輩・・・!」




彼は別人のようだった。


とっても楽しそうな笑顔。



きっと付きたい職業になれたのだろう。




でも、それが私にとって



私と別れるのが嬉しいように思えた。