彩る世界

翌日


今日も保健室…かぁ。


……。


これ、私が先に帰ったらどうなるんだろう?



城田くん、ずっと待ってるのかな?



私はとりあえず下駄箱に向かった。



「心彩」



「ひぇぇぇ!!」



「不審者が来たみたいに言うな。何帰ろうとしてんだよ」


「いや、今日はちょっと…」


「約束、したよな?」



「城田くん、瀬川さんの手離してあげなよ」



「委員長!!」



委員長はメガネをクイッと上げた。



「お前には関係ねぇだろ」


「大アリだよ。彼女がいなくなったと思ったらすぐ他の子に手を出して…」


「まだ出してねぇよ」


「瀬川さんにお弁当作ってもらってるんでしょ。瀬川さんもハッキリ言いなよ。迷惑だって」


「あ?心彩は俺の事が好きなんだよ」