ドキドキ☆秘密の寮母さん!?

あたしはこんなことを考えていたら、彼方クンを見つめる状態になっていた。


「な、なんだよ?」


「…別に。」


いつもより、そっけなく答えてしまう。


「怒ったこと、怒ってるのか?」


「違う。」



「じゃあ、なんだよ!?」


だんだん彼方クンがイライラしてきているのがわかる。

そして、あたしが悪いのもわかっている。


…彼方クンやみんなが悪いんじゎない。本当に心配してくれていたんだろうともわかる。勝手に拗ねているあたしが悪い。


でもね、なんか素直になれないんだ。


あんなに、人気なみんなを見たくなかった……。


はぁ…、彼方クンに八つ当たりとか、あたし最低だ…。