ドキドキ☆秘密の寮母さん!?

あたしが彼方クンと体育館についたときにはもう、みんなが揃っていた。


「鈴奈ちゃん遅いよ~。待ちくたびれた。」


そう言って笑う輝さん。

「輝、嘘はつくな。俺たちも今ついた所だろ。」

「大っ!?バラすなよ~」

「嘘はいけない。」

輝さんと大さんって特に仲がいいよね。


「はいはい。もういいから兄ちゃん、中に入ろうよ。試合始まるよ?」


「ぉう。」



あたし達は健二さんがいる、体育館に入った。


あたしはこの試合で5人の人気を痛いほど感じるなんて思ってもいなかった。