「そんじゃあ、もうそろそろ晩飯にせーへん?」



えっ……?



あたりを見回してみるといつの間にか陽がかけてきていた。



結構時間経ったんだ。



「そうだな。彼方、宿の人に伝えて来い。」



大さんのこの一言によりみんな夕飯の準備をしだす。



彼方クンは係の人の所へ。




あたしの横を通るときに


「ネックレス付けてくれてるんだ。」



って呟いてから。