ドキドキ☆秘密の寮母さん!?

「うーん、そうかも♪鈴奈、肩貸して★寝る♪」


「えっ!?」


彼方クンは、あたしの返事を聞く前にあたしの肩に、頭を預けて来た。


あたしの心臓は、今にも飛び出しそうなほど、ドキドキと動いている。



たまに風が吹き、彼方クンの髪が揺れる。

その時に匂うシャンプーの良い香り。


それが、あたしの心臓を余計ドキドキさせちゃって…。




あたし、なんで彼方クン相手にこんなにドキドキしちゃうの?

他の人だったら、こんなにドキドキしないよ…。