「うわぁっ!」 ぷっ♪ 真剣に驚いたよ。 「な…、鈴奈か。マジびっくりした。」 「あははぁ‐♪ごめんね?でも、急にいなくなる彼方クンも悪いよ。心配したんだからね。」 あたしは笑いながらそう言った。 「…ごめんな。」 でも彼方クンは笑ってくれなくて。 あたしはどうして良いかわからず、その場に立っていた。 「ふっ♪突っ立ってないで座ったら?」 「あ、うん。」 あたしは、彼方クンの隣に座った。 彼方クンは一瞬こっちを向いたが、またすぐに星空を見上げた。 彼方クン、何か変だよ。 元気がない?