いったぁ‐…くない? 目を開けてみると… 大さんが目の前にいて、あたしを抱き止めてくれていた。 「あ、危ないだろ…。」 「すみません…。」 あたしは謝りながら、大さんから離れた。 うぅ…恥ずかしい。 「ったく、鈴奈は本当にどんくさいなぁ。」 「う、うるさい//」 あたしが真っ赤になって俯いていたら、頭の上からため息が落ちてきた。 「はぁー…。」 ……大さん?