それから少し話をして教師陣と俺は帰ることにした。
「俺たちは帰るけど、お前らあんま騒ぐなよ」
「「「はーーーい」」」
「他の患者さんや看護師さんのご迷惑にならないようにな」
「分かってるって」
「大丈夫、大丈夫」
顧問の伊達先生と生徒たちの親し気な会話を聞きながら、小林に目を向けた。
「あ、お見舞い、ありがとうございました」
ベッドの上でペコリとお辞儀する小林に、
「お大事に」
と声を掛けて俺たちは病室を後にした。
エレベーターの『下りる』矢印を押し、上って来るエレベーターの階数を知らせライトを見上げていると、
「浅倉先生、この後お時間ありますか?」
「え?」
「ないわけないですよね、小林の見舞いに来れるくらいですから」
そう言って微笑まれたまま、二人の教師に両サイドを固められるようにしてエレベーターに乗り込んだ。
「俺たちは帰るけど、お前らあんま騒ぐなよ」
「「「はーーーい」」」
「他の患者さんや看護師さんのご迷惑にならないようにな」
「分かってるって」
「大丈夫、大丈夫」
顧問の伊達先生と生徒たちの親し気な会話を聞きながら、小林に目を向けた。
「あ、お見舞い、ありがとうございました」
ベッドの上でペコリとお辞儀する小林に、
「お大事に」
と声を掛けて俺たちは病室を後にした。
エレベーターの『下りる』矢印を押し、上って来るエレベーターの階数を知らせライトを見上げていると、
「浅倉先生、この後お時間ありますか?」
「え?」
「ないわけないですよね、小林の見舞いに来れるくらいですから」
そう言って微笑まれたまま、二人の教師に両サイドを固められるようにしてエレベーターに乗り込んだ。



