まだ不満げな暖和さんだったが、 一通のメールを見て、表情が険しくなったのが分かった。 「すまない美桜、少し急用が出来た。風呂、先に済ませといてくれ。」 「え、あ、うん…ありがと。」 暖和さんは、微笑むと、バイクに乗り、行ってしまった。