気がついた時には、私は夜のまちに
1人、ぼんらやりと突っ立っていた。
「…あれ?ここは…」
さっきまで家に居たはずなのに…
「ん?まって…」
さっきまで、ついさっきまで
午後6時過ぎだったよね!?
外真っ暗じゃん…絶対9時超えてる…
「す、スマホっ…」
………無い
な、何とか家に帰らなきゃ!
お母さんが心配しちゃう。
キョロキョロしながら、街をさまよっていると、誰かにぶつかってしまった
「っ……ごめんなさいっ」
慌てて謝ると、その人に腕を捕まれ
そのまま裏路地につれていかれてしまった。
「よそ見なんて…関心しないねぇ?」
ニヤニヤしながら近ずいてくる男たちに、恐怖を感じた。
「ご、ごめんなさい…」
必死に謝るが、そのまま壁に押さえつけられて、身動きも取れなくなってしまった…