もやもやしてても
仕方ない!
よし、軽く走ってこ。

ピッ_ピッ_

コンビニに行って、
レジでお会計をしてた時。

「あれ?美波?」
名前を呼ばれた気がして
振り返った
「うそ……真緒?」
そこには、幼なじみの
鈴木真緒(すずき まお)
が居た。
「やっぱり美波だ。人違いだったらやばかったから、
良かったぁ〜」
「声をかけられるまで気づかなかったや、昔と変わらないね〜」
「そう?…美波もね!」
「そこはさ、綺麗になった〜とか、
可愛くなった〜とかじゃないの!?」
「だって美波も、かっこよくなったとか、言ってくれなかったんだもん」
だって、変わってないのは、事実だから。彼は、いつも、私のそばに居てくれた鈴木真緒のままだった。