鏡の中の貴方が微笑んだ

私は今日から新入社員としてまた別の会社に転職した。

いつも人間関係が原因で転職を繰り返してきた私

今まで似た系統の仕事をしてきたが、1つ前のとこはストーカーまがいなことをされ辞職。
2つ前のとこは俗にいうお局様ばかりの職場で派閥があり嫌になって辞めたが、そろそろちゃんとした所につきたい

「よろしくお願いします」と一言いい、会社の送迎バスに乗った。

緊張しながら今日から入社するところは働きやすい所だといいなと思いつつ30分ほどバスに乗り
会社についた。

会社に着くと面接をしてくれた課長さんがいた。

「今日から入る雪白さんですね」

「はい。今日からよろしくお願いします!!」

「では業務の説明をしますのでスリッパに履き替えて2階に来てください」と言われ上がっていくと
簡単なロッカーの使い方や出勤日誌の書き方を説明された。

前のところより結構細かいんだなぁと思っていると
「こちらの作業着に着替えてください」と言われ防寒着に着替え
終わると下の倉庫に案内された。


「寒いので気をつけてくださいね」と
重厚感のある鉄製の扉を開けるとやはり冷蔵庫とだけあってまぁまぁ寒い。
倉庫の中は意外と広々していて何10コースかで分けて仕分けをしているみたいだった。

「では、僕は事務所に戻るので今日は氷上さんに教えて貰ってください。
仕事も早いし色々勉強になると思います」
と言われ1番奥のコースに案内された。

「今日から入りました。よろしくお願いします」と軽く会釈し挨拶した

仕事の手を止めその人はゆっくりこちらを振り返ると私に挨拶をした。

「今日から入る新人の子?」

「はい、雪白桜蘭っていいます!!」

「よろしくね。じゃあ仕事の流れ説明するから」

「はい!!」

─その時初めて会ったその人は
50歳前半の方と聞いてたがそれより10歳くらいは若く見える
スラッとしていておそらく私より背丈は10cmくらいはあるだろうか

「先にこれから教えるね」

「わかりました!!」

そうして私は氷上さんと出会った