〇遊園地、夕方
ゆう兄「もう終わるな。あっという間だったな!」
色々な乗り物に乗って、でも頭から朝比奈君が離れなかった(朝比奈君も同じようだ)。
ゆう兄「なあ、やっぱりこれ行かない?」
指を差したのはお化け屋敷。
心音「え!?行かないよ?!一人で行ってきなよ。」
ゆう兄「朝比奈君一緒に行かない?」※少しうるんだ目ですがる
朝比奈「……小鳥遊さんがいるので。」※ゆう兄はショックを受けている
ゆう兄「仕方ない。謎解きも楽しそうだし一人で行ってくるよ。あ、二人は違う乗り物乗ってていいよ!こっち混んでるみたいだし!」
確かに人気なのか、長蛇の列だ。※ゆう兄は手を振って列に並びだした。
心音「どこかいく?」
地図を見てると朝比奈君が指をさす。
朝比奈「ここ行かない?」
そこは、観覧車だった。
〇観覧車、夕方
クルー「では、こちらにお乗りください。ドア閉めますね。」
案内された乗り物に乗る。
朝比奈「今日、楽しかったね。ゆうさんもいい人だったし。」
心音「よかった。だから朝比奈君が敵にするほど、ゆう兄は私のこと妹としか見てないんだよ?」
朝比奈「分からないよ?小鳥遊さん俺の気持ちにも気づいてなかったし。」
心音(そんなに好意寄せててくれたの?)と二人きりが恥ずかしくなってきた。
心音「こんなに好きなのって私が初めて。って言ってたよね。なのに、こんなに愛が重いの?」
朝比奈「好きになったのは確かに小鳥遊さんが初めてだけど、やっぱり愛重い?」※少し落ち込んでいる
心音「あ、全然嫌ではないの!ただ私だけならいいな!って。……恋愛以外でも。」
朝比奈「本当に可愛い。」
朝比奈君はぎゅっと強く抱きしめてくる。
〇サイコメトリー中
朝比奈「やっぱり愛が重いのはあの事が原因かな。」
〇現在に戻る
心音「!」
朝比奈君が考えるのを拒否したから、初めてサイコメトリーが弾き飛ばされた。
朝比奈「ごめんね。このことは思い出したくないから。」
朝比奈君は今までで一番強く抱きしめてくる。
心音「朝比奈君。私を抱きしめて落ち着くならいつでも待ってるよ。」
朝比奈「ありがとう。ねえ、小鳥遊さん俺のこと好き?」
恥ずかしいけど愛が重い原因は相当辛いみたい。普段と比べて落ち込んでいる。それなら
心音「……好き。だよ。
私にだけ優しいところも、超能力を認めてくれたことも、他にもいろいろ。」
朝比奈君の手に自分の手をのせる。
心音「朝比奈君もサイコメトリーならこの私の気持ちも伝えられたのに。」
朝比奈「……残念だよね。」
心音「好きだよ。
……透君。」
朝比奈「え。」
心音「なーんてね。
って、ごめん。嫌だった?」
朝比奈君の返事に思わず顔を上げようとしたが抑えられる。
心音「朝比奈君?」
もしかして怒ってる?
朝比奈「今、顔見ないで。情けない顔してるから。」
声色は怒ってはなさそう。
朝比奈「ねえ、これからも名前で呼んでよ。最初は照れるかもだけど。」
心音「照れてるところも好きだよ。」
朝比奈「じゃあ、呼んで。」
朝比奈君は離れて顔を見合う。
心音(こんな状況、逆に私が照れるよ!)
心音「……透、君。」※消え入りそうな声で
朝比奈「ありがとう。心音。」
心音「!」※思わず下を向く
心音(何気なく言ったのは私からだけど、こんなに言われたほうも恥ずかしいの!?)
朝比奈「こっち見て。心音。
俺も好きだよ。」
※背景は綺麗な夕焼け。朝比奈は心音を強く抱き締めた。サイコメトリーが発動して幸せという感情でいっぱいだった。
〇遊園地帰り、車の中
ゆう兄「今日は二人ともありがとうな!」
お化け屋敷が相当楽しかったゆう兄はテンションがものすごく高い。
透「いえいえ、こちらこそ楽しめました。ね。心音。」
心音「う、うん。楽しかったよ。」
ゆう兄「へぇー。そっかー!」
恋バナが好きなゆう兄はニヤニヤしている。
ゆう兄「これは心音に事情聴取だな!」
心音「もう!いいから!運転に集中して!」
〇心音の家、夜
お母さん「おかえり!ゆう君と朝比奈君だっけ?と出かけたんだって?」
心音「うん。まあね。」
お母さん「ゆう君と一緒でお母さんは応援してるからね!」
心音「え!?ゆう兄からどこまで聞いたの!?」
※二人でわいわいしていると通知が写る。
透『今日はありがとう。楽しかった。ゆうさんにもよろしく伝えておいて。
今度は水族館に行こうか。』
ゆう兄「もう終わるな。あっという間だったな!」
色々な乗り物に乗って、でも頭から朝比奈君が離れなかった(朝比奈君も同じようだ)。
ゆう兄「なあ、やっぱりこれ行かない?」
指を差したのはお化け屋敷。
心音「え!?行かないよ?!一人で行ってきなよ。」
ゆう兄「朝比奈君一緒に行かない?」※少しうるんだ目ですがる
朝比奈「……小鳥遊さんがいるので。」※ゆう兄はショックを受けている
ゆう兄「仕方ない。謎解きも楽しそうだし一人で行ってくるよ。あ、二人は違う乗り物乗ってていいよ!こっち混んでるみたいだし!」
確かに人気なのか、長蛇の列だ。※ゆう兄は手を振って列に並びだした。
心音「どこかいく?」
地図を見てると朝比奈君が指をさす。
朝比奈「ここ行かない?」
そこは、観覧車だった。
〇観覧車、夕方
クルー「では、こちらにお乗りください。ドア閉めますね。」
案内された乗り物に乗る。
朝比奈「今日、楽しかったね。ゆうさんもいい人だったし。」
心音「よかった。だから朝比奈君が敵にするほど、ゆう兄は私のこと妹としか見てないんだよ?」
朝比奈「分からないよ?小鳥遊さん俺の気持ちにも気づいてなかったし。」
心音(そんなに好意寄せててくれたの?)と二人きりが恥ずかしくなってきた。
心音「こんなに好きなのって私が初めて。って言ってたよね。なのに、こんなに愛が重いの?」
朝比奈「好きになったのは確かに小鳥遊さんが初めてだけど、やっぱり愛重い?」※少し落ち込んでいる
心音「あ、全然嫌ではないの!ただ私だけならいいな!って。……恋愛以外でも。」
朝比奈「本当に可愛い。」
朝比奈君はぎゅっと強く抱きしめてくる。
〇サイコメトリー中
朝比奈「やっぱり愛が重いのはあの事が原因かな。」
〇現在に戻る
心音「!」
朝比奈君が考えるのを拒否したから、初めてサイコメトリーが弾き飛ばされた。
朝比奈「ごめんね。このことは思い出したくないから。」
朝比奈君は今までで一番強く抱きしめてくる。
心音「朝比奈君。私を抱きしめて落ち着くならいつでも待ってるよ。」
朝比奈「ありがとう。ねえ、小鳥遊さん俺のこと好き?」
恥ずかしいけど愛が重い原因は相当辛いみたい。普段と比べて落ち込んでいる。それなら
心音「……好き。だよ。
私にだけ優しいところも、超能力を認めてくれたことも、他にもいろいろ。」
朝比奈君の手に自分の手をのせる。
心音「朝比奈君もサイコメトリーならこの私の気持ちも伝えられたのに。」
朝比奈「……残念だよね。」
心音「好きだよ。
……透君。」
朝比奈「え。」
心音「なーんてね。
って、ごめん。嫌だった?」
朝比奈君の返事に思わず顔を上げようとしたが抑えられる。
心音「朝比奈君?」
もしかして怒ってる?
朝比奈「今、顔見ないで。情けない顔してるから。」
声色は怒ってはなさそう。
朝比奈「ねえ、これからも名前で呼んでよ。最初は照れるかもだけど。」
心音「照れてるところも好きだよ。」
朝比奈「じゃあ、呼んで。」
朝比奈君は離れて顔を見合う。
心音(こんな状況、逆に私が照れるよ!)
心音「……透、君。」※消え入りそうな声で
朝比奈「ありがとう。心音。」
心音「!」※思わず下を向く
心音(何気なく言ったのは私からだけど、こんなに言われたほうも恥ずかしいの!?)
朝比奈「こっち見て。心音。
俺も好きだよ。」
※背景は綺麗な夕焼け。朝比奈は心音を強く抱き締めた。サイコメトリーが発動して幸せという感情でいっぱいだった。
〇遊園地帰り、車の中
ゆう兄「今日は二人ともありがとうな!」
お化け屋敷が相当楽しかったゆう兄はテンションがものすごく高い。
透「いえいえ、こちらこそ楽しめました。ね。心音。」
心音「う、うん。楽しかったよ。」
ゆう兄「へぇー。そっかー!」
恋バナが好きなゆう兄はニヤニヤしている。
ゆう兄「これは心音に事情聴取だな!」
心音「もう!いいから!運転に集中して!」
〇心音の家、夜
お母さん「おかえり!ゆう君と朝比奈君だっけ?と出かけたんだって?」
心音「うん。まあね。」
お母さん「ゆう君と一緒でお母さんは応援してるからね!」
心音「え!?ゆう兄からどこまで聞いたの!?」
※二人でわいわいしていると通知が写る。
透『今日はありがとう。楽しかった。ゆうさんにもよろしく伝えておいて。
今度は水族館に行こうか。』

