あれから2週間がたった。今日が待ちに待ったライブ当日だ。
この日のために仕事も頑張って、美容室やネイルも肌治療にも行って準備をしてきた。
開始時間2時間前に着いて、会場の前で写真を撮ったりしてオタ活を楽しんだ。
開始30分前になると、会場に入って自分の席を座席表で確認した。
「莉深ちゃん…私達…」
「うん翠…」
「「私達1番前だよ!!」」
なんとライブに当たっただけでも奇跡なのに、2人並びで1番前の席だった。
本当に仕事を頑張った甲斐があった。
席について、少し時間がたつとステージが暗転すると歓声が一気に高まる。
スッポットライトに照らされた風磨が登場した瞬間、私の心臓は跳ねた。
歌声が会場中に響き渡る。
「キャー!!かっこいいー!!!!」
思わず声を出してしまう。
周りのファンと一緒に手を振り、声を張り上げる。体中にビートが響き、全身がライブの熱気に包まれる。
時折、風磨が観客に向かって微笑むたび、胸の奥がぎゅっと締め付けられる感覚になる。
ライブの光と音、そしてこの瞬間の高揚感。まるで、現実がほんの少しだけ夢の中に溶け込んだみたいだった。
この日のために仕事も頑張って、美容室やネイルも肌治療にも行って準備をしてきた。
開始時間2時間前に着いて、会場の前で写真を撮ったりしてオタ活を楽しんだ。
開始30分前になると、会場に入って自分の席を座席表で確認した。
「莉深ちゃん…私達…」
「うん翠…」
「「私達1番前だよ!!」」
なんとライブに当たっただけでも奇跡なのに、2人並びで1番前の席だった。
本当に仕事を頑張った甲斐があった。
席について、少し時間がたつとステージが暗転すると歓声が一気に高まる。
スッポットライトに照らされた風磨が登場した瞬間、私の心臓は跳ねた。
歌声が会場中に響き渡る。
「キャー!!かっこいいー!!!!」
思わず声を出してしまう。
周りのファンと一緒に手を振り、声を張り上げる。体中にビートが響き、全身がライブの熱気に包まれる。
時折、風磨が観客に向かって微笑むたび、胸の奥がぎゅっと締め付けられる感覚になる。
ライブの光と音、そしてこの瞬間の高揚感。まるで、現実がほんの少しだけ夢の中に溶け込んだみたいだった。
