「え…、ネズミさん、ぼくとつき合ってくれるの…?」
「こぐまくんが私より大きくなって、それでもまだ私のこと好きでいてくれるなら、いいよ」
ネズミさんの丸くて大きな目が細められる。
ぼく、もしかしてからかわれてるのかな?
でも、今はそれでもよかった。
「ぼく、ぜったいネズミさんよりも大きくなるから!それで、ネズミさんに告白する…!」
だから、そのときは…!
ぼくの必死の思いに、ネズミさんは。
「うん、待ってる」
そう言って、やっぱりクスクスと笑った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…