新しい女の子の入店は、私にとって恐怖とプレッシャー、

それと同時に仕事への意欲を与えてくれた。



例えば事務所や送迎の車中で、

「今度新しく入った○○さん。」とスタッフや店長に紹介される。

「こちらうちのナンバーワンの○○さん。」



外面は、よろしくお願いします。と、にっこり挨拶。

でもでも、内心はひやひやだった。

ナンバーワン、そう紹介されるのは正直気分がいい。



でもでも、そんなものはいつ目の前の女の子にもっていかれるかわからない。



誰にも負けない接客をしている、自信は、ある。

自分の魅力を最大限引き出すよう、より多くのお客さんに受け入れてもらえる容姿を研究し心がけている。


常に努力している…


でも、やっぱり怖かった。

弱いな。私。